平成18年10月5日 天気:

西条石鎚神社の秋季大祭へ

昨日、急に電話が入って西条の石鎚神社へまた行くことになりました。
ネットで調べてみると、4〜6日の3日間、石鎚本教秋季例大祭、秋のお祭りをしているとのこと。
お餅投げやお神輿も出るらしく、賑やかそう。
…ふむふむ、それで行きたいなりね、と思ってたんだけど、朝9時半、曇り空の下、出発した車内で訊いてみたら、
「祭り? そんなん知らんぞー」
あらら、また、思いつきで行きたかっただけなのね。

1時間半で神社着。
警備員さんに誘導され、駐車。
車もいっぱい、徳島ナンバーのバスも来てるし、いつも本殿間近まで車を入れさせる照も今日は大人しく、ずっと下の神門で下車してくれました。

 再建された真新しい神門。

 かっこいい天狗様の像にお賽銭。

 

照がいやがって素通りしてた階段も参道もきれいになってました。
いつも素通りしてたから気がつきませんでした。

 

社務所前にはアイスクリンに東京ケーキの露天も並んでました。
雨粒が少し大きくなってきました。
「のど自慢大会」も今日は中止かな。

 階段は続く…。

 たくさん階段を上ってやっと本殿へ。

本殿内はすでに信者で満席。
外に設けられたテントの下も座れません。
臨時に設けられたお茶席へ。

 階段疲れな照。

神事が始まり、TVモニターで中の様子が中継されだしたので、TVの前へ移動。

 婦人会が無料でお抹茶を振る舞ってくれました。

さて、神事というのはとても退屈なもので、巫女さんの踊りも獅子舞も太鼓の演奏も眠たくて。0
玉串奉奠(たまぐしほうてん)なんて3、40人からの来賓がみんなするので、いつ終わるんだー!って感じで。
そのあとの来賓挨拶も長ーいの。
 

そうそう。
「二拝二拍手一拝」あるいは「二礼二拍手一礼」とか神社参拝には作法があります。
玉串奉奠は、神社でご祈祷してもらう際、必ずすることなので、その作法をちょこっと頭に入れておくと恥をかかないで済みます。
 作法の一例→浅草神社のサイト

暇なので、御神水を汲みに行きました。

 

家から持ってきたペットボトルに満タン。
漏斗は供え付きのもの。

10時に始まった神事が12時過ぎに一旦区切り、お神輿が出てきました。

  軽そうなお神輿だけどキラキラです。

さあ、済んだ、帰ろう、と思ったら、照、これから拝殿に上がって御神体の拝戴を受けるとのこと。
ふむふむ。
でも、よくよく聞いたら、2時間の順番待ち!
  あちゃー

で、楽しみにしてたお餅投げはと言えば、まだまだやりそうな気配もない…。
  お腹もすいたよー

でも運良く、1時間ほどで団体と混じって個人も一緒に拝戴できることになりました。

御神体拝戴っていうのは、拝殿奥に安置してある3体の御神体を背中に「えい!えい!えーーい!」と押し当ててもらえる、ありがたーいもの。
僕も誘われたけど、いい加減疲れてたのでやめました。

団体に混じって照も拝殿に上がり、御神体を背中に押し当ててもらい、お札と御神酒ももらい、ごきげんで戻ってきました。
ちなみに、御神体は撮っちゃいけないので写真はありません。

 ご機嫌ついでにまた買い物(干支の置物)。

始まりそうで始まらないお餅投げ。
2時には始まりそうだとの噂を元に待ってると、さっき出て行ったお神輿が帰ってきました。

 

ちょっと面白いことがありました。
「よいさーっ!」とお神輿が持ち上げられると、観客が一斉にお神輿の下をくぐり抜けるんです。
本殿の中へ入った後も、またやります。
「そうじゃ!そうじゃ!」とわいわい担がれた後、一段高い拝殿にいる神主らの手に戻されるのですが、担ぎ手らは戻すと見せかけていやじゃいやじゃと後ずさります。
松山のお神輿ならまっすぐ入ってお終いなんだけど、石鎚神社のお神輿は担ぎ手がもう少し御神体と一緒にいたいという気持ちから、三回くらい行きつ戻りつをしてから戻されます。

さぁ、お神輿も帰ってきたし、境内に設けられた餅投げステージ上にお餅の搬入も完了したし、いよいよかな、と思っていたけど、まだまだ始まりそうにありません。
今日は無料で御神体拝戴が受けられるとあって、本殿に百人からの長い列。
多分、あれが終わるまで餅投げは始まらない様子…。
待ち疲れちゃった僕が1個2個拾えるかどうかの餅投げを待っててもしょーもないと思っていたら、照もそう感じてたようで。
やっと「帰ろうか」と照。

実は、いつまでも待っていられない事情が照にはあるのです。
今宵は松山の秋祭り、宵宮です。
集合に遅れると軽トラに乗れず、歩いてかないといけないからです。

帰路、天気予報では一日曇りだったのに、松山もずっと雨降り。
「雨やったらはっぴも濡れるし行かんとこわい」と、照。
確か、去年も5日は雨。
千舟町で偶然、照を見つけ、隣でずっと傘刺してあげてた。
今年は、というか、西条で待ちくたびれたせいだろうけど、全然、イケイケじゃない照なのでした。

でも、取りあえず、帰宅前に、築山神輿の集合場所、青少年センターへ寄り道。
裏の駐車場が築山神輿軍団の基地になっているのです。
ここで、神輿に縄を巻いたり、鉢合わせの練習をしたりしています。

 

はっぴに身を包んだお祭り仕様の強面に整えた男達がもう集まっていました。

雨は止みそうもなく、時折、激しくもあり、照も大街道行きはあきらめた様子でした。

4時過ぎ、やっと帰宅。
気がついたら昼飯も食べてなかったので、余計、疲れてしまったぞい。
 
千舟町の総練り、道後の宮入まで神輿を追いかけて写真撮るつもりだったけど、全然やる気無し。
すぐ寝ちゃいました。
とりあえず、家の2階から撮った築山神輿をどうぞ。

 

今年は黒い縄が巻いてあってかっこいいじょ。

 ミツも2階から(ペットボトルは御神水)。

さて。
明日、また照号運転します。
丹原のお墓参りです。
ホントは今日、帰りに寄るつもりでいたんだけど、義から明日お墓行くと電話があったそうで、結局、丹原は素通りして帰ってきました。

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