照の恩返しです。
京都は嵐山へ紅葉狩りバスツアーへ行ってきました。
とある夕方。
呼び出され、照家に行くと
「旅行行かんか?」
と、突然でした。
一瞬、照との旅行を想像して躊躇したものの、実はとっくにふたり分申し込んじゃった後だったので、OKしました。
旅費も照持ちだったしね。
照的には、この前、金沢へ行ったときもそう、一人旅だと話し相手もなくてつまらないから、誘ってみたって感じでした。
旅行当日。
新立のオレンジでミカンと飴ちゃんを買って、6時に照家へ。
2階へ上がるとまだ寝てました。
2度寝しちゃったらしい。
慌てて着替えて、タクシーで市駅へ。
せとうちバス。
2台。
一般的な観光バスは、座席がやっぱ窮屈です。
「(駐車場にバスが一杯いても)他のガイドさんよりは綺麗なんで良い目印になると思うんですけど」
と、自ら話す、スレンダーな添乗員さん付き。
僕的には◎な添乗員さんでしたが、照曰く、「あんまりよーない」。
というのも、他のバスに照お気に入りの添乗員さんが乗ってて、向こうも照のことを覚えてるみたいでした。
一人旅でもそこそこ楽しんでるじゃん、ねぇ。
高速で3回、トイレ休憩。
京都南インターまで計5時間。
バスは下鴨神社へ。


“糺の森(ただすのもり)”
バスは混んだ京都市内を横切り、嵐山へ。
嵐山では2時間の自由時間があります。
さて。
その2時間、みんなはどーします?
照と一緒に嵯峨野を散策するって方、手を挙げてー。
駐車場に着くまで迷ったんだけど、結局、ひとりで歩き回ることにしました。
旅費は出して貰ったけど、京都に来てまで一緒っていうのはちょっと…。
なんせ、八坂、清水方面は散々歩いたけど、嵐山はなんと今回が初めてなんです。
嵐山をぐるり歩き倒して帰ってきました。
渡月橋周辺は凄い人出。
おまけに拝観料を取るお寺ばかり。
紅葉は終わりかけてましたが、
こんな感じで楽しめました。
照に感謝です。
そんな照を置いてきて申し訳なかったと、思いつつバスに戻ると、「あんまりよーない」添乗員さんと嬉しそうに話す照の姿が…。
美空ひばり館ぐらいは行ったかと思ったのに、近くをうろうろしただけだったみたい。
桂川の土手でちょっと渡月橋を眺めたり、おみやげ屋さんを覗いたりしてたそうです。
添乗員さんとのトークも弾んでたようだし、バスが出発した後も、通りに立つ看板の文字を大きな声で読み上げたり、上機嫌な様子でちょっと安心しました。
話は前後しますが、お昼のお弁当も付いてました。
走行中に食べてってことだったんだけど、タイミング悪く食べそびれて結局、夕食になりました。
そしたら照も実は食べそびれてて、きっと嵐山で食べてるものだと思ったのになぁ。
なのに、帰りの三木サービスエリアでサンドイッチ買って食べてました。
もったいないなぁ。
帰りも5時間。
さて。
今回のバスツアー。
お一人様、4980円ナリ。
や、安い!
安いけど、嵯峨野は彼女とでも歩きたい場所です。
同じお寺回りでもお四国とは全然違いまーす。
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