平成17年11月7日
お墓参り

6日に行く予定でした。
6日は朝から雨。
取りあえず用意して照家に行ってみたら、照、2階でゴロゴロ、TV鑑賞中。
「明日にしょーわい」
って、おいおい。
こういうときは電話してこないんだから、困ったモンだ。

7日は昨日の雨が嘘のように日本晴れ。
でも、石手川の土手から石鎚や久万のお山が不思議と見えない。
この季節としては数年ぶりに観測された黄砂が降っているようで、遠望が利かないのでした。
もちろん、運転には全然支障はないけど。

さて。
お墓をアップで撮ってみました。

正面。
【三浦家累代之墓】

裏。
ちょっと見えにくいけど。
【昭和八年旧十月
 三浦竹蔵之健】

なぜ、“建”ではなく“健”?
ちょっと不思議。

竹蔵は、サカエの夫・才助の兄に当たる人です。
兼藤(カネトウ)家に入り婿し、新居浜に移った人で住友などで働いてお墓を建てました。
よく、ミツが「新居浜(に逃げ込ん)でお世話になった」と家いうのは、竹蔵さんのことです。

家紋です。

五弁の花びら。

花びらの形から見て、梅。
以前、桔梗だと照は思っていたようですが…

丸に桔梗。
桔梗似てはいます。
でも、桔梗の花びらは先端がとがっています。
丸に梅。
これが正解。

梅の家紋は、梅を非常に愛した「天神」様の神紋で、天神様=菅原道真を祀った天満宮のことです。
梅花紋は菅原氏と天満宮にゆかりのある一門の家紋です。

ちなみに桔梗の家紋は、家紋としている家の多さは10指に入る有名な紋で、ある意味ありふれていて、取りあえず桔梗にしておけ的に使用されることもあったりします。

帰ろうとしたら、照がいません。
お墓のずっと上の林が伐採されたので見に行ったのかと思ったら、なんと柿泥棒してました。
農家の人が奥で収穫しているのに平気で盗ってます。
枝ごと折っちゃったり、凄いです。
「ここの畑の人はええ人やから(見つかっても)かまん、かまん」
おいおい…。

持ち帰ったものの、照はいらないというので、結局、ミツへおみや。
それにしても、デカイ!
右のがスーパーで3つ百円くらいで売っている普通のサイズ。
ふたまわりもデカイ!
もうリンゴ並み。
こういうのは箱に入って売られてるに違いない。
さすが丹原、♪か〜きの名産地〜

帰り。
この前、重信から峠越えしてお墓に来た話をしたら、照がその気になってしまいました。
取りあえず、「ここらが田滝で」「あのランプの光ってる所が窓峠」と案内しつつ走行。
丁字路で「右に行くと峠」と説明し、まさか林道なんて行くわけ無いだろうと11号線の方へハンドルを切ろうとしたら、
「行ってみ」
「えっ?」
朝、出がけに満タンにしたのと晴天のせいで余裕な感じ。
照がOKなんだから文句なし。
林道へ突入です。

軽自動車ぎりぎりの林道です。
峠まではコンクリート舗装だけど、アクセルを踏み込めるような道じゃありません。
丹原側は特に余裕が無くて、対向車が来たら離合する場所にも困ってしまいます。
峠近くで1台降りてきましたが、運良く、広いカーブで助かりました。
峠を越えると砂利道。
けれど照は思ったより荒れていない路面状況にホッとしている様子。
でも、轍は凸凹しているので、一度、車の腹を岩でガリっと擦ってしまい、冷静を装たものの、服の下は冷や汗こいてました。

照には初めて通る道。
照が子供の頃、歩いて超えたのは桜三里の現在高速道路が走ってる辺りにある道。
こっちも一度、走ってあげねば。

重信側は道が少し広いので車止めて撮影する余裕も。
紅葉もまずまず。
今年は9,10月に暑い日が続いたせいで、紅葉というか、枯れ始めた木々も多いです。

ということで、義も気になっていた林道を照が一足先に完走でした。
あ。普通車じゃ対向車が来たら避けられないかもしんないからね、義。

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