平成17年9月9日
スベラーズ

階段に滑り止めを付けました。
滑り止めの名前、そのまんまの“スベラーズ”!
なんて直線的なネーミング!
今日、ホームセンターで見て、そーいえば家にあったよーな?、と思いだし、階段下の物置から発見。
早速取り付けました。
ウチの階段は傾斜が急な上に踏みしろが狭い。
上りはかかとがはみ出て、下りはつま先が飛び出す。
足の悪いミツじゃなくても危ない、危ない。

ちなみに、こんな急な階段に作り替えたのはミツなのでした。

またミツがダークな昔話をし出したのでメモっておきます。
ダークですよー。

階段の話の流れで、今の裏の勝手口の横にトイレがあったという話になりました。
トイレは現在の一春家のトイレとほぼ同じ場所にあったそうです。
その頃は池内家も無いし、一春家も当然無い。
表通りと裏の道を繋ぐ土間が台所側にあったりと、現在とは全然間取りが違っていました。
さて。
「家を建てたいから」
と、トイレの部分の土地を「分けてくれ」と、一春さんが申し込んできたそうです。
すると、それに待ったをかける声があったそうです。
石田のおばあさんからでした。
「(一春さんとこの)おばぁは金に汚いから、おやめ」と。
それはミツも同意だったようです。
おばぁに借金を2重取りされたことがあるそうです。
話を続けるミツ曰く、家が立った後、おばぁはなんと裏でこっそり麻薬を売っていたのだと!
麻薬といってしまえ無くもないのですが、昔は合法ドラッグだったクスリ、「ヒロポン」のことです。
疲労がポンと飛ぶからヒロポン、っていうのはホントか知らないけど、戦時中、日本軍が兵隊に支給してたり、敗戦後は眠気ぶっ飛ぶ薬として大手の製薬会社が販売してました。
おかげで巷には「ポン中」がいっぱいいた時代です。
ヒロポンが麻薬扱いになってからもおばぁはこっそり、売って金にしていたのでしょう。

うーん、ダーク。

戦後しばらくは十亀にしろ三浦にしろ、生きるのに必死で、特に土地がらみの話はなかなか面白いです。

メモ書きへ戻る→